夜行バスで5:32に扇沢に着きました。
この日(2018年8月8日(水))の始発は7:30です。
きっぷの発売開始は始発の40分前(6:50)から、改札は7分前(7:23)からです。
自分も心配症ですが長男も意外と心配性のようで、並んだほうがいいのではないかと言い、6:10に並びました。
6:25頃にロイヤルホテルのマイクロバスで従業員さんが着きました。
6:44頃に信濃大町からの路線バスが来て3人が下車しました。
6:50にチケット発売開始。そしてすぐに行列はなくなった。並ばなくても大丈夫だった・・。
関電トンネルのトロリーバスは2018年が最後です。トロリーバスは架線があるバスです。法的には電車になります。来年から電気バスになるそうです。
関西電力の株主向けの報告書を見ていたところ、割引券が付いているのに気づきました。ラッキー!
ラストイヤーの記念乗車券でした。割引で1,540円→1,240円。子供770円→620円。関西電力株は1株(約1,600円)しか持っていないのですが、450円の割引を受けました。
スタンプラリーがあればとりあえず手を出す小学生男子。
しかしこのおかげで、8時前に黒部ダムに着いてから10時半の見学会集合時間まで、黒部ダムを見て歩き回る動機になりました。
名物駅員中里さんからお弁当を買いたかったのですが、中里さんの姿もお弁当もなく・・。
並びます。
トロリーバスの集電装置。
「くろよん」を示す黒い線4本のデザインが施されています。
この日は4台で全員が着席できました。9年前に来たときは立ってぎゅうぎゅうだったのでずいぶんすいていたのではないでしょうか。
関電トンネル(建設当時は大町トンネル)建設の最大の難所、破砕帯は青く照らされています。
1956年10月から掘削が始まり、1957年5月に破砕帯に遭遇。岩が細かく水が吹き出す軟弱な地帯です。そこを掘り進むのに7ヶ月かかりました。関電トンネルは5.4Kmありますが、破砕帯の長さはわずか80mです。
途中で富山県に入りました。
関電トンネルは片側交互通行で、すれ違うところがあります。今回は対向車はありませんでした。時刻表では16分ですが、12分で到着。
関電トンネルは工事用のトンネルですが、国立公園内に作るにあたり「一般公衆の利用に供すること」が許可の条件だったため、現在も観光客を受け入れています。