今日は「防災の日」です。
97年前、1923年9月1日11時58分に関東大震災が起きたので9月1日とされています。
しかし、記憶に残る近い日に大きな災害が起きているので、9月1日はうすれつつあるようにも思います。
関東大震災を、首都圏(東京)直下地震としているのをみかけましたが、関東大震災の震源は、当時の観測技術から確定できず異説があるにしても、相模湾から神奈川県内陸部にかけてのいずれかで、東京都で起きた地震ではありませんでした。
M7.9説が有力ですが、もう少し大きい説もあります。
もう少し大きいといっても、Mは0.2上がると2倍になります。
M8.1=M7.9の2倍
M8.3=M8.1の2倍・M7.9の4倍
もっとも強い震度7が記録されているのは小田原です。
被害が大きかったのは東京で、火災によるものです。
関東大震災では火災、阪神大震災では家屋倒壊、東日本大震災では津波と、違うタイプの被害を経験して、対策がたてられています。
いま大きな地震というと、津波対策を考えますが、家屋倒壊、火災に対する備えも必要です。
2020年8月は一般向け緊急地震速報がありませんでした。
7月までに12回でています。
1月 1回
2月 1回
3月 1回
4月 2回
5月 4回
6月 1回
7月 2回
8月 0回
去年は年間で8回で、今年は多めで推移しています。