私は幸い健康でMRIに入ったことはありません。
MRIといえば、強力な磁場があり、金属が吸い付く映像などをみかけます。
和泉市立総合医療センターの横の公園で犬の散歩してたら破裂音の後大量の煙吹き出してびっくりした。
— ひろの (@hirono_cafe) 2020年9月2日
けが人とか出てなければ良いんだけど… pic.twitter.com/4xWMBQoF67
MRIは、電磁コイルを液体ヘリウムで冷却しています。
-269度だそうです。
液体ヘリウムは気化すると700倍の大きさになります。
緊急停止、装置の廃棄、電源喪失等でヘリウムが放出されることを「クエンチ」というそうです。
知らなかったなあ。
「クエンチ」は超伝導状態が失われることをさしているようですが、液体ヘリウムの放出となります。
このとき、爆発音と白い煙がでますが、あらかじめ決まっている手順で、事故ではありません。
このためにMRIには外部につながる排気口があります。
一旦クエンチが行われると、復旧には多額の費用がかかるようです。
【台風19号冠水被害により電源喪失 MRI強制クエンチ】『音量注意!』1.5テスラMRI装置の強制クエンチ作業を実施いたしました。ヘリウム緊急排出動画。令和元年10月24日