過去のおでかけの思い出を記します。
2017年1月に、当時JALで始まったばかりのサービス「どこかにマイル」で大分に行きました。
「どこかにマイル」は今も実施されています。
日時と時間帯を指定し「候補4つのなかからどこかに行く」というものです。
あいまいな代わりに、通常往復15,000マイル~12,000マイルのところ、わずか6,000マイルで行けます。
マイルが必要で、お金では申し込めません 。
「候補4つ」は、「その4つのいずれかならOK」となるまで、何回でも再表示させることができます。
2017年1月13日に、候補が「大分・鹿児島・福岡・長崎」になったところで申し込みました。
翌日「大分に決まった」という連絡がありました。
決定する前の候補には、那覇・宮崎・松山・高知・徳島・小松・札幌・帯広が出ました。
長女と「沖縄には一昨年行った」「徳島は今年行った」「小松は近い」「帯広は雪だったらやばそう」(※2017/1月に行く前提)とか相談しながら決めました。
申し込み可能期間が1ヶ月前~1週間前(※当時。今は5日前)となっているので、早くから席が埋まるような人気の日程・路線は除外されます。
航空会社側としてはおそらく空席になるであろう席を安価に出すことになります。
例えばもし今回の日程で広島(候補に出てこなかった)に行こうかなと思って検索すると、おそらく「運航なし」「残席なし」になり、ダメかちぇっと思うところですが、「いやいや、大分・鹿児島・ 福岡・長崎 ・那覇・宮崎・松山・高知・徳島・小松・札幌・帯広なら空席あるし6,000マイルでいいけどどう?」と提示されたということになります。「ものはいいよう」を感じます。
帯広に旅行とか考えたことがなかったのでちょっと驚き、そこもおもしろかったです。
行き先が定まらないことから、仕事や帰省その他所用は無理で、「どこかに行く」という観光旅行にしか使えません。
空席の処分に少ないマイルでというのに加えて4つの候補のなかからというのをエンタメ性をもたせる工夫がとてもいいです。
いま、新型コロナウイルスの渦中で、航空会社は空席を埋めるどころか一部欠航しているぐらいです。
当時と状況はだいぶ違いますが、またこれが楽しめる日になるといいと思います。