マクドナルド・トーナメントは学童野球(小学生)の"甲子園"です。
例年、3月ぐらいから地区予選、5月ぐらいに都道府県大会、夏休み期間に全国大会があります。
参加チームは高校野球の3倍弱の12,000チームです。
今年は、コロナ禍で全国大会は中止になりましたが、東京都大会は「延期」になりました。
東京都の大会は、別の都大会であるフィールドフォース・トーナメントとあわせて、「高円宮賜杯第40回記念全日本学童軟式野球大会 マクドナルド・トーナメント東京都大会兼フィールドフォース・トーナメント」として開催されることになりました。
息子たちが所属していた/所属しているチームは、2年連続で都大会の出場権を獲得しました。
例年、市の大会は3回あります。
6年生が「市で優勝」を獲得する機会は例年は3回あるということです。
マクドナルド・トーナメントに出場できるのは、春の大会(選手権大会)の勝者です。
しかし、今年は、春・夏・秋の大会のうち、夏・秋を中止、春を秋に延期するというかたちで、都大会につながる大会が1回だけ行われました。
この大会でチームは準優勝しました。
1回しかない機会をものにできたことは素晴らしいことでした。
チームの6年生は、マクドナルドの赤い細長いワッペンと、フィールドフォースの四角い赤いワッペンの両方をもらい、ユニフォームに付けました。
このような状況でも、マクドナルド・トーナメントとフィールドフォース・トーナメントが開催され、またマクドナルドには「第40回」という正規のナンバーが付いたことに、関係者の皆さんに感謝したいと思います。
マクドナルド・トーナメント東京都大会は、例年、府中市民球場で大規模な開会式が行われていました。
今年の6年生がこの開会式を味わうことができなかったのはとても残念です。
去年の開会式の様子を載せたいと思います。
開催されたのは2019年5月18日。場所は府中市民球場です。
開催地府中市の出場チームが入場行進の先頭で旗を持ちます。
今年も1,2位が入れ替わりましたが出場チームは同じでした。
今年は開催地枠がなく3位のチームは出場できませんでした。
全国大会出場は赤い四角のワッペン、全国大会優勝は黒い四角いワッペンがもらえます。
開会式に先立ち、ドナルドと記念撮影があります。
低学年の頃からの同期、市の優勝を争い泣かせ泣かされたチーム同士で笑顔で旗を持ちます。
ドナルドも前に立ちます。
ちなみに日本語はペラペラで饒舌です。
場を盛り上げてくれました。
都大会に出場するのは市区町村大会の優勝チームですので、優勝旗を持ち寄ります。
府中市の第1代表のキャプテンが選手宣誓をします。
市の優勝旗を握っての宣誓になんだか感動しました。
あとで調べたところオリンピックで行われているやり方のようです。
ヘリコプターが飛来し、始球式用のボールを落とします。
拾いにいくようにとか言われていないのに、追いかけて駆け出す選手たち。
いや、これは「小学生男子」ですね。
きちっとしてるようで小学生だなとうるうるしました。
落下してくるボール。
始球式のバッターはドナルドでした。
開会式が終わってから、下の息子がトイレに行きたいと言いました。
勝手知ったる府中市民球場です。1塁側ベンチの後ろにあるトイレに行けと。
トイレに入る前の通路にドナルドがいて、目があったそうです。
ドナルドが「野球やってるの?」と聞いてきた。
下の息子も開会式にあたり正装であるチームのユニフォームを着ていました。
しかし小さいので出場する6年生ではないという判断でしょう。
息子がうなずいたところ、「また会おうね!」と言ってくれたそうです。
数年後、都大会に行けるだろうか!
バックヤードでも盛り上げてくれるドナルドでした。
今年の6年生がこのような開会式を体験できないのは残念ですが、最も格式の高い大会が開催されたことはとてもうれしく、ありがたいことです。