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東京都下で5人暮らしパパの雑記。

府中市(東京都)を支える競争事業特別会計(競艇)昭和30年から累計で2,849億円を市に/バクチに勝った府中

「広報ふちゅう」20年11月11号で府中市の「競争事業」についてふれられています。

 

1,11,21日の月3回発行

www.city.fuchu.tokyo.jp

 

20年11月11月号

電子書籍

https://saas4.startialab.com/acti_books/1045174484/100014/

 

PDF版

https://www.city.fuchu.tokyo.jp/gyosei/johokokai/koho/kohoshi/saishinkoho.files/201111kouho_HPall.pdf

 

競艇」のことを「競争事業」といいます。

財政が豊かといわれる府中ですが、事業所の税収のほかに、競艇場の主催をし、そこから繰出金(収入)を得ていることが大きいです。

 

主催しているのはボートレース平和島です。

府中市内にあるボートレース多摩川ではありません。

 

昭和30年(1955年)からで、2,849億円です。

 

大森競艇場が売上不振で東京都が中止したため、それを府中市が単独で引き継ぎました。

売上向上の企業努力をして、繰出金がでる事業になりました。

 

競馬場、競艇場があり、ギャンブルシティともいわれる府中市ですが、

府中市そのものが、不振の事業を引き受けて再生するというバクチに勝ったのです。

 

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賑わっていた事業を引き継いだのではなく、再生させたということがにじみでています。

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ここには載っていませんが、決算で広報に載る「競争事業特別会計」は、投票券売上と払戻金も載っているので、巨額な特別会計です。

一般会計より大きい時期もありましたが、売上の減少で小さくなっています。

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市のおまつりでも認知をひろめるための展示があります。

(写真は2018年8月の商工まつり(@大國魂神社の境内)です)

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1位になるボートを当てたらお菓子がもらえる若干のギャンブル

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