リモートワークも10ヶ月を過ぎました。
会社にいるときとは違う問題も生じます。
リモートワークで打ち合わせなどでイヤホンをすることがあります。
私はスピーカーホンは好みませんし、会社からも情報漏えいに注意と言われています。
しかし、イヤホンをすると、周囲の音が聞こえません。
家族が在宅でも、在宅でなくても、周囲の音が聞こえないのはいろいろと不都合です。
・宅配便などの来訪者に気づかない
・家族の呼びかけに気づかない
・急に大きな音がしてもなぜかわからない
・不審な音に気づかない
◆骨伝導イヤホン
ヤマダ電機で、「骨伝導イヤホン」の試聴コーナーを見かけました。
耳をふさがず、耳の近くの骨に音を伝えるものです。
ディスプレイの様子からして、ジョギングなど、耳をふさぐとくるまの音が聞こえないなど交通事情などで危険な時に向いているようですが、在宅勤務にぴったりじゃないでしょうか。
最も骨伝導で聞いているのは「自分の声」です。
なので、録音した声は少し違うように感じます。
骨伝導が健康に悪いといったことはありません。
◆マルチポイント
Bluetoothの機能をみていて、「マルチペアリング」のほかに、「マルチポイント」というのがあるのに気づきました。
骨伝導イヤホンは私用でも使いたいところです。
「マルチペアリング」していると、前につないでいた機器につながるので、切り替えたい場合はかならず切り替え操作が必要になります。
そもそも、2つのスマホに同時につながっていれば、切り替えなくていいではないか。
それが「マルチポイント」でした。
しかし試聴した機種はなかなかお高い・・。
AfterShokzがこの分野の第一人者です。
「マルチポイント」の「骨伝導イヤホン」を探して、下記を購入しました。
すぐに届きました。
ちゃんとした箱に入っています。
これが骨伝導イヤホン!
みた感じヘッドホンですが、ヘッドホンで耳にあてるようにみえる部分が、耳の前側に当たります。
つけてみると、鼓膜からの音も聞こえているようです。
音量は思い切って下げたほうがいいです。
音量を下げていっても聞こえます。
耳の穴に指を突っ込んでふさいでも、聞こえます。これが骨伝導!
なお、付属品として耳栓がついています。
効果を体験するのに使えますが・・。
マイクは付いていますが、これでうまく通話できるのか不安でしたが、できます。
昨今、口元にマイクがついたヘッドセットはいらないということですね。
これだと耳が痛くならないので、つけっぱなしで大丈夫です。
また電池もかなり持ちます。
私は会社支給のiPhoneと、プライベートのiPhoneを持っています。
ボタンを押して電源をONにすると、会社支給のiPhoneと、プライベートのiPhoneの両方とペアリングします。
プライベートのiPhoneで音楽を聞いていても、会社支給のiPhoneに電話がかかってくると、着信音が聞こえてきて、電話にでて、通話することができます。
両手があいているので、しゃべりながらキーボード入力もラクラクです。
通話がおわると、プライベートiPhoneの音楽再生に戻ります。
夕食後などくつろぎの時間でも、家の中や家族の声は聞こえるので、安心して音楽を聞いたり、radikoを聞いたりできます。
このとき会社支給のiPhoneともペアリングしていますが、気にする必要はありません。
朝の散歩をしていますが、その際もこのイヤホンが活躍します。
本来想定されている使い方ですね。
くるまや自転車の音が聞こえるので安全です。
なお、原理上、音漏れはするので、電車の車内、図書館、会社など静かなところで音楽を聞くのには向かないと思います。
会社では、音楽を聞く用途ではなく、通話やミーティングに使う分には向いています。
会社では固定電話機がなくなり、会社支給のiPhoneで通話することになっており、メモをとりたいときに肩掛けができなくなりました。これならばミーティングや通話でもメモがとりやすく便利です。
リモートワーク、在宅勤務に骨伝導イヤホン。
広まればと思います。