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東京都下で5人暮らしパパの雑記。

心筋梗塞になりました(9) 心筋梗塞 かかった医療費は177万円(カテーテルによるステント留置手術2回、入院7泊8日)

つづきです。

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退院した日に限度額適用認定証が届いていました。
4日後に病院を再訪して、限度額適用認定証を提示し、支払いました。
クレジットカードが使えました。

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診療明細書を受け取りました。

区分 項目名 点数 回数 金額 区分小計
初・再診料 初診 2,880 1 2,880 2,880
医学管理等 退院時薬剤情報管理指導料 900 1 900
入院栄養食事指導料 2,600 1 2,600
退院時リハビリテーション指導料 3,000 1 3,000
薬剤管理指導料 3,800 1 3,800 10,300
在宅医療 往診料 7,200 1 7,200 7,200
投薬 8,400 8,400
手術 心臓手術用カテーテル冠動脈用ステントセット 161,000 2 322,000
経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症 243,800 1 243,800
経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 216,800 1 216,800
リドカインテープ 60 1 60
経皮的冠動脈形成術用カテーテル用ガイドワイヤー 93,600 1 93,600
経皮的冠動脈形成術用カテーテル用ガイドワイヤー 126,800 1 126,800
ソリューゲンF注 1,870 1 1,870
ソリューゲンF注 2,040 1 2,040
血液造影用シースイントロデューサーセット 145,290 1 145,290
血液造影用シースイントロデューサーセット 94,040 1 94,040 1,246,300
検査 鼻腔咽頭拭い液採取 50 1 50
SARS-CoV-2抗原検査 6,000 1 6,000
免疫学的検査判断料 1,440 1 1,440 7,490
画像診断 画像診断管理加算(核医学検査) 1,800 1 1,800
画像診断管理加算(コンピュータ断層診断) 1,800 1 1,800 3,600
リハビリテーション 心大血管疾患初期リハビリ加算 2,800 1 2,800 2,800
入院料 ハイケアユニット入院医療管理料 23,920 2 47,840
療養環境加算 250 6 1,500
患者サポート体制充実加算 700 1 700
救急医療管理加算 9,500 5 47,500
入院感染症対策実施加算(入院基本料) 100 6 600
入院感染症対策実施加算(特定入院料) 100 2 200 98,340
診断群分類(DPC) 入Ⅰ 3,600x7
入Ⅱ 2,661x1
DPC当月点数合計 27,861
医療機関係数1.38 384,480 384,480 384,480
保険分合計 1,771,790
一部負担金(2) 179,464
食事負担金(3) 460 19 8,740 8,740
私費負担分(4) T字帯 385 3 1,155 1,155
請求合計額(2)+(3)+(4) 189,359

点数がゼロの項目が多く(上記には記載していません)、なぜだろうと思ったのですが、「診断群分類(DPC)」のためと思われます。

ja.wikipedia.org

いろいろな検査や薬品が実績として記されていますが0で計上され最終的に診断群分類(DPC)で1日いくら(今回の場合は36,000円が7日、26,610円が1日)で計算されるようです。

包括評価の範囲は、主にホスピタルフィー的要素(入院基本料・検査・画像診断・投薬・注射・1,000点未満の処置などの施設報酬)であり、ドクターフィー的要素(手術料・麻酔料・1,000点以上の処置などの医療技術料)は対象外となる。

手術に1,246,300円かかっています。これは2回分です。
主に、心臓に留置したステントが16万1千円(これを2つ)、使用された医療用品としてガイドワイヤー9万3600円、12万6,800円、造影剤14万5,290円、9万4,040円、手術の技術料が24万3,800円、21万6,800円です。
心筋梗塞の治療としてステントを心臓に入れる手術は1回約60万円でした。

7泊8日(集中治療室2泊、一般病棟5泊)の入院(差額ベッド代なし)、検査の費用は、約50万円でした。

高額医療費のため実際の自己負担額はかなり少額になります。
高額医療費の自己負担額は医療ではなく所得によって決まります。
今回の1,771,790円は下記になると試算できます。

所得区分 所得区分 自己負担限度額 今回の金額
標準報酬月額83万円以上 252,600円+(医療費-842,000)*1% 261,898円
標準報酬月額53〜79万円 167,400円+(医療費-558,000)*1% 179,464円
標準報酬月額28〜50万円 80,100円+(医療費-267,000)*1% 95,148円
標準報酬月額26万円以下 57,600円 57,600円
市区町民税非課税 35,400円 35,400円

私はイでしたので、1,771,790円のうち179,464円を支払い、1,592,326円は日本の社会保険制度(健康保険組合)でもってもらいました。
大変ありがたく、また非常に高額な負担をしてもらったことを申し訳なく思います。
このおかげで、手術前も入院中も、「それはいくらになりますか」「相見積もりを」「安いほうで・・」と尋ねたりする必要がなく、可能な限り最高の医療を受けることができました。

◆差額ベッド代
費用面で聞かれたことといえば、「病室は個室にするか」でした。
いわゆる差額ベット代がかかります。
私はその場で4人部屋でいいと答えました(差額ベッド代なし)。
この病院の場合は、個室は4つありました。
特室A 88,000円、個室C 25,300円、個室D 19,800円、個室E 14,300円でした。
広さにかかわらず個室にしたいというだけで一気に最低(個室E)1日14,300円かかります。
7泊8日だとx8で114,400円!(1泊14,300円ではなく1泊2日で2日分になる)
特室Aだと88,000円x8=704,000円!
シャワー、トイレは専用になる(特室Aのみ浴槽もあり)というのは意外でしたが、なかなか高価です。
移動制限が解除になったときにフロアを見て回り、開いていたのを覗きました。
テレビが大きいと思いましたが、ホテルで考えると+88,000円の部屋にはみえなかったです。(ホテルではありませんが)

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