22/3/16の地震で、関東地方の広い範囲で停電が発生しました。
去年、21/2/13の地震で、東京都以外の関東地方は地震の揺れが到達する前に停電しました。
これはUFR(周波数低下リレー)でした。
緊急地震速報で発電所と送電網が切り離され不安定になり予測不能な大規模停電が起きるのを防ぐために自動停止するものです。
そのときのことを思い出し、22/3/16の昼間、amazonでバッテリー内蔵のLED電球を注文しました。22/3/17AMに到着予定。
なんと3/16 23:36に、UFRによる停電にみまわれました。
23時36分ごろ、私はお風呂からあがって洗面所にいました。
24時間換気を切り替えようとしたところ、ふっと消灯。
あれ??と思ったところで、リビングで寝そべっていた子供が「なんか細かく揺れてる気がするんだよね」と言いました。
すると明らかに地震の揺れが到達。
つまり、「地震だ」と思ってから停電するのではなく、停電してから揺れるのです。
普段はわりと手元にスマホをおいているほうですが、入浴でたまたま持っていないとき。
洗面所のドアが閉まっているかわからずぶつかる始末。
ほんとに電気、照明は大事です。
子供が手に持っていたスマホで照らし、スマホと充電式デスクライトをとり、リビングを明るくしました。
このデスクライトも停電を想定して充電式のものにしたものです。
今回は東京電力がすぐにUFRであるとツイートしました。
現在、UFR自動動作により停電が発生しています。
— 東京電力パワーグリッド株式会社 (@TEPCOPG) 2022年3月16日
うちは1分程度で復旧しましたが、同じ市内でも時間がかかったところもありました。
この機会なので、ワンセグを確認しました。
停電のときにワンセグを見ることを目的として持っているガラスマです。
(通信していないので時計は合っていません)
翌日3/17、注文していたLED電球が届きました。
停電したら自動点灯を希望しており、説明にもそのようなことが書かれていますが、安いし(1個かと思ったら4個の値段だった)、期待せず試してみます。
まず手持ちのコンセント付きソケットで充電しました。
取り付けます。いつもは消灯している廊下です。
昼白色です。
◆ブレーカーON、スイッチON、スイッチOFF
できました。電球として基本的な動作です。
バッテリー内蔵なので、スイッチOFFにしても消灯しないとそれはそれで困ります。
ちゃんと消灯します。
◆スイッチOFF、ブレーカーOFF
これをいちばん期待していました。
消灯した状態で、停電したら点灯する、という動作です。
残念ながらこれは機能しませんでした。
◆ブレーカーOFF、スイッチON
停電している状態でスイッチをONにする、です。
これは点灯しました!
なぜそうなるのかよくわかりません。
停電したら、スイッチを操作にすれば点灯することになります。
スイッチに蓄光テープでも貼ろうかと思います。
◆スイッチON、ブレーカーOFF
点灯している状態で、停電した場合です。
これは一瞬消灯して、すぐに点灯しました。これもいいですね。
うちは普段消灯しているところに取り付けましたが、普段使いの照明なら問題ないですね。
ほかの明かりは消えても、この電球は引き続き照らしてくれます。
感震ライトなども考えましたが、地震が起きる東北地方の太平洋沿岸と関東地方という関係を考えると、揺れが大きくなくても停電するため、それに備えたほうがいいと思います。