いまの季節、道端にオレンジ色の花が咲いています。
殺風景な道路わきや中央分離帯にあります。
まるで植えられたかのようなきれいな花ですが、恐ろしい外来種だそうです。
莫大な種子、範囲の広い適応力で、生命力が旺盛です。
根と葉から周辺の植物の成長を阻害する成分がでます。
このため、農作物をも駆逐する勢いがあるとのことです。
自治体から駆除することが推奨されています。
なお、ナガミヒナゲシはケシ科ですが、あへん法で栽培が禁止されているケシではありません。
禁止されているのは「ケシ」「アツミゲシ」だそうです。
2.ケシやアツミゲシによく似た植えてもよい「けし」
に分類されていますが、あへん法にてらして植えていいのであって、周辺の植生に影響を与えるところに植えてはいけません。
知らずに見過ごしていたのですが、知ってみると、うちの近所では至るところに生えていて驚きます。
高速道路の中央分離帯に延々と咲いているところも見られるそうです。
種子がタイヤに付着して広範囲に広がることになります。
畑にも進出していました。
ここはビニールハウスなのでここまででしょうが、、。
1960年ごろに観賞用として持ち込まれたぐらい観賞にはいい花です。
人間には無害です。
自宅マンションの植栽にも侵入していました。
駆除して、飾りました。