「献血血液を利用して検査キットの性能の評価」を始めるそうです。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3962631.html
文字通りキットの性能の評価でしょうけど、使えないものを性能の評価に出すとは思えないので、実態としては抗体を持っている人の割合がわかるでしょう。
「無症状でも約6%が陽性」とあります。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000182435.html
抗体検査ならば、陽性後陰性になった人もわかります。
日本が外国と比較して感染しづらい環境にあるのは確かだと思います。
口を覆うマスクを気にしない国民性。日本は目で表情をみていますが、欧米は口を見ている。欧米は日本人がサングラスを嫌悪する程度にマスクを嫌悪しています。
いくらでも使える清潔な水での手洗い。水道水が飲めるぐらいきれいな国は世界でわずか15カ国だそうです。
家のなかに土足で入らない生活習慣。昔からの習慣は島国の集団感染の防止策だったのではないか説も。
しかし、これだけでは他国と比べて発症者と死者が少ない理由がどうにも説明ができない。
統計上で考えられている仮説が、BCG。日本は先進国ながら今でも結核の中蔓延国です。
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201509/3.html
「近年でも、毎年約18,000人が新たに結核を発症し、約1,900人が結核で亡くなっています。」(平成29年(2017年)11月9日)
2020年4月23日現在で、感染者数は12,429人、亡くなったのは328人です。
今のところ、まだ結核で死亡する確率のほうが高いです。
よって、日本では乳児のときにBCGの予防接種があります。
統計的に、BCGの予防接種をやっている国と、やっていない国では、新型コロナウイルスの死者数に大きな差があります。
特に日本が使用している「Tokyo172株」を使用している国では少ない。
日本でのBCGの乳幼児全員への予防接種は1951年からです。2020-1951=69。
1967年に現在の経皮注射に変更。2020-1967=53。
なぜそうなのかはわかっていません。しかし、現在も麻酔がなぜ効くのかわかっていないように、わかっていないが効くということは不思議ではないと思います。
新型コロナウイルスのワクチンの研究が進んでいます。
ワクチンを期待していますが、ワクチンはどうしても薬害が心配です。
予防接種は、治療薬アビガンのように、副作用があることがわかっているが、死亡するかもしれない症状がある人に緊急に投与するものとは違うと思います。
また、ワクチンができても、製造量、供給量の問題がでます。誰から、どのような順番で接種するのか。
既に抗体があり無症状で集団感染しているのであれば、既に予防接種があったのと同様ということになります。