ボイジャー2号もあと5年ぐらいしかもたないようです。
1977年に打ち上げられた。
43年間飛んでいる。
いまいるところは、
122.6天文単位(太陽〜地球が1天文単位)
182億キロ
0.002光年
光の速さで17.5時間
人間が乗れないような超高速な宇宙船で43年かかっても0.002光年、光の速さで17.5時間分しか進めない。
2014年のTM NETWORKの曲「Mission to GO」
遠い昔に飛び立ち
忘れ去られたボイジャー
太陽系を抜け出し
今日もどこかを彷徨う
と歌われていますが、すでにそれから6年たっています。
夜空で見える星は、火星などの太陽系の惑星、地球の衛星である月以外は、すべて恒星です。
恒星は自ら燃えているので、そこに生命は住めません。
私が中学生か高校生のころ、「太陽系以外の惑星は発見されていない」状態でした。
学校の先生が、「発見されていないとしか教えられないが、太陽はありふれた恒星で、他に惑星がないわけない。科学の進化で必ず発見される」と教えてくれました。
wikiによると、「太陽系外惑星」が初めて発見されたのは1992年だそうです。
2020年10月1日時点で4,354個の太陽系外惑星が確認されており
私がいちばん強烈に感じた「科学の進化」でした。
もっとも、恒星は宇宙に何億もあるとされているので、太陽系外惑星が数千はなずはなく、これも発見されていないだけです。
地球外生命体も発見されていないだけでしょう。
いわゆる「ハビタブルゾーン」に限るのも奇妙な話ではないかと思います。
もっと高温、もっと低温、高圧、低圧で生きている生命がいてもおかしくないと思います。
「43度の液体を浴びてるぞ」「マジか!」
「酸素吸ってるぞ!」「死ぬで!」
酸素ってわりとよくない気体のようですね。
錆びるし。
地球には酸素が充満してしまい、それに適応できる生命だけ生き残ったのではないかと思います。
しかし・・なにしろ遠すぎる。
地球外生命体は、「存在しない」のではなくて「散らばりすぎていて遭遇できない」と思いますが、それは「存在しない」に等しいのかもしれないとも思います。