NHKでは時々チャイムが流れることがあります。
いちばんはっきりしているのは、「震度6弱以上の地震があったとき」「津波警報がでたとき」です。
この時に流れるチャイムを非常事態をあらわすチャイムなどと説明されていることがありますが、それは違います。
非常事態を、行政機関でもないNHKが勝手に判断するようなことはあってはならないし、やっていないです。
このチャイムは、NHKの全放送を、総合テレビが乗っ取るという合図です。
このチャイムがなる直前に、NHKのEテレ、衛星放送、ラジオは突然ぶち切られて、すべて総合テレビと同じ、同時放送になります。
「全中」といっています。
厄介だと思うのはラジオも総合テレビと同じになるということです。
よって、このチャイムが鳴った後は「テレビの画面は地震直後のカメラからの映像です」などと、見ればわかりきったことを言うようになるのですが、ラジオを聞いている人に画面になにが写っているのかを知らせているのです。
なお、このときの地震は震度5強でした。
一時画面に震度6強と表示されていることから、ルールとてらすと誤っておこなわれた全中でした。
熊本地震に関する番組が流れているところでの緊急地震速報、全中でした。
◆2016年4月16日 熊本地震 最大震度6強(その後震度7に訂正)
街の様子を写しているのかと思ったら「小腹がすきました」とでて驚く。