ラッシュ時間帯は値上げするとか、そりゃないよという施策の観測気球をあげていたJR東日本ですが、時間帯をずらしたり複数回利用でポイント付与という現実的な方向になったようです。
◆Suica通勤定期券を持っている場合(2021年春から1年限定)
「早起き時間帯」に入場→15ポイント
「ゆったり時間帯」に入場→20ポイント
「時間帯」は駅によって個別に設定される
◆Suica通勤定期券を持っていない場合(2021/3/1〜)
同一運賃区間の利用10回/月でその区間の運賃の100%のポイントを付与
以降1回あたり10%を付与
テレワークの出社を意識した感じです。
「同一運賃区間」という表現が気になってプレスリリースを直接みたところ、「同一区間」ではなく「同一運賃区間」で、区間が違っても適用になります。
普通回数券より不利になることなく、さらに割引の対象になる乗車が増えます。
不利になることを考えると、1ヶ月でゼロクリアされることです。
「Suica」のサービスなので、パスモでJRに乗っている方は、Suicaの用意とJRE POINTの手続きが必要ですね。
JR東日本プレスリリース
多様化する通勤スタイルに合わせたJRE POINTの新サービスについて
https://www.jreast.co.jp/press/2020/20201110_ho01.pdf