関心事だった、フェリーの旅の携帯電話の電波事情です。
瀬戸内海航路を通る船はほぼ圏内と聞いていますが、東京九州フェリーは、伊豆半島沖から紀伊半島沖を経て四国沖まで太平洋を通ります。
一直線なので陸地から離れているところがあります。
通信事情を記します。
今回のキャリアは、povo(au系)、mineoAプラン(au系)とauです。
すべてauです。
船内ですが、ツーリストSの個室はほぼ圏外です。
アンテナマークが立っているように見えることもありますが、通信できません。
ツーリストAはより内側にあるので同様に通信不能だと思います。
横須賀→新門司の場合は、陸地は右舷側(はまゆう、それいゆではレストランがある側)になります。
右舷側・陸地側の共用スペースが通信を試みやすいです。
23時10分に乗船し、23時45分に出航です。
この船は午前1時までは活動時間です。
出航を見て、レストランで夜食、入浴を楽しみ、部屋でゆっくりして2時ごろに就寝しました。
午前3時ごろに伊豆半島沖を通り、ここから外洋です。
午前5時半ごろに起きて船内をめぐりましたが、圏外でした。
船内無料wi-fiはありますが今回は思いのほか手持ちのスマホが使えたので利用しませんでした。
wi-fiは時間制限が厳しく、21時間の乗船で30分x5回です。
また「携帯電話の電波を利用」と明記されており、衛星通信ではないので、圏内・圏外になるタイミングは同じです。
メリットとしては、個室内でも使えることでしょうか。
無料マンガが提供されていて、これはインターネットではなく船内から送信されているようで、圏外でも使えます。
午前7時19分 圏外です。
午前7時40分にLINEを送ることができました。
写真の送信があやしい弱さです。結果的には送れました。
このとき、陸地は見えていませんでした。
そのあと午前9時頃までLINEのやりとりができています。
午前9時20分
紀伊半島が見えました。このときも圏内です。
上がpovo(au系)、下がmineoAプラン(au系)です。(両方ともau)
9時54分
アプリMarineTrafficeで「はまゆう」と「それいゆ」の位置を確認しました。
10時20分
「それいゆ」とすれ違い
このとき陸地は見えませんが圏内でした。
13時53分
高知県沖でここも陸地からかなり離れるところですが、弱いながら圏内でした。
14時30分
圏内で、打ち合わせに参加できました。
14時53分
四国 足摺岬付近の陸地が見えました。
14時54分
足摺岬付近です。ここで右に曲がり、四国と九州の間に入っていきます。
電波入っています。
15時44分
圏内です。
ここから先は、右に四国、左に九州の陸地があるので、圏内です。
東京九州フェリーでは、船内のツーリストの個室では通信は期待できませんが、窓がある共用スペースからならば通信ができます。
横須賀→新門司では、圏外になるのは就寝後(おそらく3時ぐらい)〜7時半ごろと思われ、その後の活動している時間はほぼ圏内でした。