毎週のインフルエンザの報告数です。
先週は急減して56人でしたが、さらに減り49人です。
前年は37,198人、その前の年は61,992人でした。
インフルエンザは毎年秋から冬にかけて増加し、1月にはピークがおとずれ、2月には減少していきます。
これはなぜなんでしょうか？
経験的には「あたりまえ」であることは誰でもわかりますが、なぜなんでしょうか。
医師や専門家に聞けば、いろいろでてくると思います。
対策もいろいろでてくると思います。
それが新型コロナウイルスの感染が拡大する理由で、感染対策のベースなんじゃないでしょうか？
2009年5月に新型インフルエンザがはいってきたとき、夏も感染拡大が続きました。
なので、1年前に吹聴されていた「暖かくなればおさまる」というのは無いと思いました。
なお、2009年にはすぐに安全宣言がだされ、普段どおりの生活でした。
2010年3月で、一旦終息しています。
そして、2010年の秋にまた増加しています。
「2009年の暖かい時期は完全拡大したが、2010年の暖かい時期には感染拡大しなかった」が経験です。
その後、2009年の新型インフルエンザは毎年あらわれています。
2011年3月に「新型インフルエンザ」は季節性インフルエンザと同じ扱い(インフルエンザApdm09)になりました。
「○波」という数え方をされていませんが、今季が「第11波」ぐらいじゃないでしょうか。
「インフルエンザApdm09」の「第○波」を漫然と迎え、乳幼児からお年寄りまで、年数千人が亡くなっていました。
（新型コロナウイルスで子供は死亡していませんが、インフルエンザでは死亡しています）
新型コロナウイルスも次の波は当然くると考えていいと思います。
そのたびに緊急事態宣言をするのはムリだと思います。
| 2020年週 | 日付 | 今季 | 昨季 |
|---|---|---|---|
| 36 | 8/31～9/6 | 3 | 3,813 |
| 37 | 9/7～9/13 | 4 | 5,738 |
| 38 | 9/14～9/20 | 4 | 5,716 |
| 39 | 9/21～9/27 | 7 | 4,543 |
| 40 | 9/28～10/4 | 7 | 4,889 |
| 41 | 10/5～10/11 | 17 | 4,421 |
| 42 | 10/12～10/18 | 20 | 3,550 |
| 43 | 10/19～10/25 | 30 | 3,953 |
| 44 | 10/26～11/1 | 32 | 4,682 |
| 45 | 11/2～11/8 | 24 | 5,084 |
| 46 | 11/9～11/15 | 23 | 9,107 |
| 47 | 11/16～11/22 | 46 | 15,390 |
| 48 | 11/23～11/29 | 46 | 27,393 |
| 49 | 11/30～12/6 | 63 | 47,200 |
| 50 | 12/7～12/13 | 57 | 77,425 |
| 51 | 12/14～12/20 | 70 | 105,221 |
| 52 | 12/21～12/27 | 69 | 115,002 |
| 53 | 12/28～1/3 | 69 | 64,553 |
昨々季(2018〜2019)も加えます。
| 2021年週 | 日付 | 今季 | 昨季 | 昨々季 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 1/4〜1/10 | 73 | 64,553 | 78,116 |
| 2 | 1/11〜1/17 | 65 | 90,811 | 190,527 |
| 3 | 1/18〜1/24 | 64 | 83,037 | 267,596 |
| 4 | 1/25〜1/31 | 64 | 89,436 | 283,388 |
| 5 | 2/1〜2/7 | 98 | 70,076 | 214,592 |
| 6 | 2/8〜2/14 | 56 | 44,747 | 129,989 |
| 7 | 2/15〜2/21 | 49 | 37,198 | 61,992 |
| 8 | 2月 | - | 30,192 | 44,601 |
| 9 | 2月 | - | 23,605 | 29,384 |
| 10 | 3月 | - | 15,498 | 20,454 |
| 11 | 3月 | - | 6,379 | 14,488 |
| 12 | 3月 | - | 2,654 | 12,320 |
| 13 | 3月 | - | 1,335 | 8,567 |
| 14(終) | 4月 | - | 750 | 7,227 |
累計ではなく週計です。 インフルエンザにはに「無症状の感染者」「曝露した非感染者」は含まれていません。
