プラスメッセージは2018年6月からスタートしました。
携帯電話番号だけで使えるLINEのようなものです。
2021年9月から、MVNOでもプラスメッセージが使えることになりました。
au回線は2021年9月2日からで、既に使用できます。
docomo回線は20211年9月下旬からです。
ソフトバンク回線は来年2022年春からになります。
楽天モバイル(MNO)は・・もともとプラスメッセージの提供がなくMVNOもないので、かやの外ですね。
私は最近はキャリア回線の契約がなく、利用できていませんでしたが、まもなく利用可能になるとのことで、iPhone用のアプリをインストールしてみました。
iPhone用はキャリアに関係なく共通です。
設定の途中で下記の画面がでました。
ここで、「キャリアのSIMか」を確認しているということですね。
不可とでました。docomo網は9月下旬からとなります。
当初からMVNOに開放しなかったことが非常に残念です。
プラスメッセージが使えるからとキャリアを選ぶ人はいないでしょう。
MVNOの人が使えないからということで、普及の妨げになったでしょう。
また、新しいものに興味を示すアーリーアダプター層はMVNOを使っていたでしょうから、宣伝効果もうすまったでしょう。
3年以上遅らせたのは、意味はなく、足かせになったのではないでしょうか。
なんとプラスメッセージは通話,SMS以上にMVNOが関与できないようです。
本日、大手キャリア3社より「+メッセージの提供範囲をMVNO契約者にも広げる」という発表がありました。
— 堂前@IIJ (@IIJ_doumae) 2021年9月2日
KDDIが提供する回線では既に利用が可能になっているため、IIJmio タイプAのSIMでも+メッセージはご利用いただけます。
IIJmioでの+メッセージのご利用について (速報)https://t.co/woqhbKEJde
+メッセージはSMSと異なり、キャリアから卸売りを受けたMVNO(IIJ)がご利用者に提供するものではなく、キャリア自身がご利用者に直接提供するサービスです。従いましてIIJがサービスに関係するわけではないのですが、いろいろご質問を頂いていますので関連情報をまとめました。
— 堂前@IIJ (@IIJ_doumae) 2021年9月2日
SIM認証するのではと思いましたが、どうやらSMS認証をされるようです。
先ほどblogにも書いた+メッセージ。十分な確認ができているわけではないので誤認かもしれないのですが。
— 堂前@IIJ (@IIJ_doumae) 2021年9月2日
キャリア契約で使ったときは利用開始前のSMS認証って無かったように記憶してます。多分回線で認証してますよね。MVNOだと最初にSMS認証が入るので、挙動が違うんだなぁと。
一方通信はMVNOのデータ通信セッションを抜けているとしか考えられず、インターネット経由でキャリアの+メッセージ(RCS)サーバと通信しているんだと思います。
— 堂前@IIJ (@IIJ_doumae) 2021年9月2日
つまり回線と切り離され、実質OTT的な振る舞いをしているのだろうと推測をしています。
・キャリアが直接提供する。
・SMSの代替ではない。LINE,facebook messengerと同等のアプリ。
・料金はMVNOは関与しない。
・費用はパケットを消費するのみで無料。
・スタンプがある。無料。
・相手がプラスメッセージを使っていない場合はSMSで送信され、SMS料金がかかる。
アプリで相手がプラスメッセージを使っているか使っていないかはわかるようです。
iPhoneでは相手がプラスメッセージを使っていない場合は送信できないようです。
iPhone,iOS同士ならば、iMessageでのメッセージのやりとり、facetimeオーディオでの無料の通話ができるので、プラスメッセージはまだちょっと残念です。
ただ、「電話番号」という決まったフォーマットの情報はやりとりがしやすい。
長くて複雑でセキュリティで届くかわからないメールアドレスや、LINEでの"友達"でのつながりを持たずに、写真等のやりとりができるのは大きいと思っています。