会見で尾身氏がPCR検査が遅れている理由を縷々述べたが、全く他人事で責任意識のかけらもない。2009年に厚労大臣として私が新型インフルに対応した ときも、専門委の座長がこの人物。対応に不信感を持った私は、若手研究者で大臣直属のチームBを作り、その意見を採用して早期の感染終息に成功した。
— 舛添要一 (@MasuzoeYoichi) 2020年5月4日
すごい改竄でびっくりです。2009年の新型インフルエンザは早期収束などしていませんでした。
GW明けに入ってきて、流行が翌春まで続き585万人が感染し、幼児から老人まで約200人が死亡しました。30歳未満の若者が約50人も亡くなって悲惨でした。新型コロナウイルスは30歳未満の死者はゼロです(20/4/30現在)。
私は新型コロナウイルスの感染者,死者をゼロにするのは困難と思います。
2009年、どういう生活、経済活動をしていましたか。
2009年の新型インフルエンザの時の対応を参考に、現在の対応を改め、経済活動を再開していったほうがよいと思います。
この対応の改めは、政治・行政だけではなく、むしろわれわれ生活者のほうです。
新型インフルエンザを許容、共存したように、新型コロナウイルスとの共存を考える時期だと思います。現在毎年流行する季節性インフルエンザの約8割はこのときの新型インフルエンザです。
2009年の新型インフルエンザの時の経緯をwikiから引用。
2009/05/09 成田空港でカナダから帰国した高校生一行の3人が感染
2009/05/17 2府県で96人感染。
2009/05/18 大阪府と兵庫県の学校が臨時休校
2009/05/20 5都府県で236人。
2009/05/22 弱毒性であることから方針変更。重篤化する恐れのある人の感染防止、治療に集中する。水際対策は大幅に縮小。
2009/05/25 臨時休校終了。感染者8都府県で348人。
2009/05/31 感染者13都府県で379人。
2009/06/03 兵庫県知事が安心宣言「安心して生活し、通常に活動できる状況にある」。16都府県で406人。
2009/06/09 厚労省が新型インフルエンザワクチンの製造を7月に始め年末までに2,500万人分確保と発表。
2009/06/18 31都道府県で689人。
2009/06/24 ワクチン接種は子供妊婦医療従事者から。
2009/06/26 国交相「新型インフルエンザを理由に国内旅行を控える必要はありません」
2009/06/30 感染者43都道府県で1,281人。
2009/07/03 ワクチン製造は1,400~1,700万人分にとどまると下方修正。44都道府県1,517人。
厚労省は新型インフルエンザの患者全員について報告を求めるのを7月中旬に中止。
2009/10/14 この日までに26人が死亡。
2009/10/19 新型インフルエンザのワクチン接種開始(=このときまでなかった)
https://www.mhlw.go.jp/seisaku/kaigi/2009/10/dl/k1013-1a.pdf
2009/11/06 新型インフルエンザに感染した累計の患者数585万人。
2010/01/03 この日までに203人が死亡。
2010/03/31 厚労省が終息を宣言。
2011/04/01 新型インフルエンザを季節性インフルエンザ扱いに変更。
インフルエンザAH1pdm09という名前に。(なぜかAソ連型が流行しなくなった)
2020/02/21 インフルエンザAH1pdm09 82%、B型17%