FMラジオが付いているスマホがあります。radikoではなく、電波を受信できるものです。
災害時、パケット通信は逼迫してできない可能性があります。
また、乾電池ではなくUSB給電で聞けるFMラジオを探していて、「中古のスマホ」にいきあたり、2017年4月にWindows 10 MobileのKatana01を3,300円で買いました。
Apple製品だと、iPod nano 第7世代にFMラジオが付いているんですが、2012年の製品なのにいまだに安くならないんですよね。
USB給電を求めるのは、うちが乾電池ではなく、モバイルバッテリーで電気を備蓄しているからです。
katana01はWindows10 Mobileで、アプリが少なく、メインのスマホとして使うにはいまいちだと思います。
おそらくどの機種もそうですが、FMラジオを聞くにはイヤホンが必要です。
アンテナとして使います。
イヤホンは必須として「イヤホンのみで聞ける」「イヤホンとスピーカーで聞ける」は大きな違いになります。
katana01ではスピーカーに切り替えられます。
イヤホンをさすと「イヤホンに切り替わりスピーカーでは聞けない」のはスマホとしてはふつうの挙動なので、スピーカーでも聞けるのは特長です。
周波数帯を選ぶ機能があります。
「日本」は76.0~90.0
「世界」「北アメリカ」は87.0~108.0
「世界」に変更すると、ワイドFMが聞けます。
https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/housou_suishin/fm-seibi.html
ラジオの音質は、どの電波で聴いても変わらないと思っていませんか?じつは、FM電波の方がノイズが入りにくく、よりクリアな音でラジオを楽しむことができるのです。
FM電波で、AM放送が聴ける。そんな魔法のようなラジオが、ワイドFM。ビルやマンション、山間部でも。ワイドFMなら、いままで聴こえづらかった場所まで、ラジオにとってベストな環境に変えてしまいます。ラジオ好きにうれしいこのニュース。あの人にも、どうぞ教えてあげてください。あの人に、もっと良い音を。
Q.手持ちのラジオでワイドFMを聴けますか。
A.ワイドFMを聴取するには、従来のFM放送用の周波数(76.1~89.9MHz)に加えて新たにFM放送用として使用可能とした周波数(90.0MHz~94.9MHz)に対応したラジオが必要です。
ワイドFMは90.0~94.9なので、「世界」に合わせると聞けます。
KDDIでは「ラジスマ」といっているようです。
災害時に心強い! FM放送とインターネットでラジオが聴ける『ラジスマ』とは
https://time-space.kddi.com/ict-keywords/20190412/2632
東日本大震災当時、ほとんどの人がテレビを手元に持っていたと思います。
私はガラケーのワンセグで「運転再開」を見て、電車に乗って帰れたのを覚えています。
パケット通信網は当時より確実に拡充されていますが、通信量も増大しており、災害時に足りるかわかりません。
放送波は、混雑で受信不能になるという心配がないのは、昔も今も同じです。
放送波のテレビやラジオの受信機が手元になくなったいま、災害時の情報収集という面では、当時より劣っているのかもしれないです。