少年野球の撮影、画角(左右の範囲)がせまくて、サードかファーストが映らないということがありませんか。
アクションカメラならこのように撮れます!
3塁コーチャー回す!ランニングスリーランホームランの選手が3塁をまわってホームイン!
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少年野球の球場で小さなカメラをみかけました。
小さい・・。これはなんだろうと思って調べたところ、ソニーのアクションカメラでした。
アクションカメラという分野は関心がなく知りませんでした。
レンズが小さいとフェンスの間から撮れるのでフェンスが映らなくていいです。
しかもアクションカメラは広角が撮れるらしい!これは少年野球の撮影に向いていると思い検討しました。
使用している家庭用ビデオカメラでは、ファーストからショートあたりまでしかはいらず、サード・レフトのほうが写っていませんでした。
GOPROなどのアクションカメラは少年野球の撮影にはオーバースペックです。いくつか検討して、APEMAN A80という機種にしました。
ファーストからサードまで映るだろうというのは賭けでしたが、うまくいきました。
くねくね三脚も必要なので同時に購入。
この三脚は意外と大きくて頑丈で、モバイルバッテリーをぶら下げるのに不安がない。
くねくね三脚としては大きくてもふつうの三脚よりは小さいので、かばんやリュックに入る。取り付けるフェンスがある等の様子を知っている野球場ならば、大きい三脚を持っていく必要がなくなります。
もちろん取り付ける場所がなければ、アクションカメラを従来の三脚に取り付けて撮影できます。
格安アクションカメラには内蔵メモリがありませんので、必ずmicroSDカードが必要です。class10ならいいと思われます。
A80は1080 60p撮影で、1時間で8.5GB程度使用します。少年野球の試合時間は1時間20分~1時間40分程度と思いますが、制限時間内に終わらなかったり、その前後も含めてと考えると32GB、ダブルヘッダーや土日 続けてと考えると64GBが余裕がありそうです。
◆安価なアクションカメラで少年野球を撮影するメリット
・小型なのでフェンス・ネットの間から撮れる(ネットやフェンスが映らない)
・広角なのでファーストからサードまで撮れる
・モバイルバッテリーで給電すればいいので長時間やダブルヘッダーでも撮れる(使用しているビデオカメラはバッテリーが専用で、また充電しながらの撮影はできませんでした)
・雨の中でも撮影できる(給電はできない)
・安価なので屋外で扱いが雑でもいいかも。
◆特にA80にした理由
・保存ファイル形式がmp4(多くの機種がMOV形式でWindowsで音がでない可能性がある)
・バッテリー交換時に時刻が消えない(多くの格安アクションカメラでは消える)
ずいぶん立派なケースに入ってきます。アタッチメント豊富。本体は防水ケースに入った状態で届きます。
家庭用ビデオカメラとの比較。
◆使ってみて
FHD 60(4KではなくFullHD)で録画し、Youtubeにアップして42インチの家庭用テレビで見ていますが画質は十分です。
本体には三脚用の穴がありませんが、三脚に取り付けられる枠のようなアタッチメントがあります。
使用しているビデオカメラと宅内で同時撮影して比べてみたのですが録音性能は比較的確実に悪いです。しかし野球の撮影には十分です。ベンチや選手の声は入っていました。
ボタンが少なく操作がしにくいだろうという先入観があったが、悪くないです。
ファイル名が2018 0909 102934 001.mp4 のようにそのまま保存できるもので扱いやすい。
ループ撮影オフで、15分1秒のファイルが繰り返し作成される。長めに繰り返し撮影してほしい自分にはいいのですが、マニュアルとは違う挙動です。
家庭用ビデオカメラは三脚。アクションカメラはくねくね三脚でしばりつけました。
この球場はバッターボックスからバックネットまでが相当遠かったのですが、それでもファーストからサードまでが入らない。
アクションカメラでは十分すぎる範囲。
他の球場で。ここはフェンスの目が細かく撮影しにくかったのですがクリアになりました。
キャッチャーがサードに投げ、スタートしたセカンドランナーを挟んでアウトにするという、今まで全貌が見えなかったプレイが撮れていました。赤い丸で印をつけたのがボールです。
他チームのカメラがあっても大丈夫。
この画像はYoutubeをキャプチャーしたものなので、動画の画質の参考にはなりません。
少年野球の撮影にアクションカメラ、いいです。
ライブ配信にも使えています。
動画を付けました。