実家で台風で24時間停電に遭遇して以来、モバイルバッテリーとUSBで動く機器で停電に備えています。
「手回しでスマホに充電」 は現実的ではありません。
その前に、モバイルバッテリーを備蓄しておけばよいのです。
ソーラーパネルも考えられます。
ソーラーパネルは性能に加えて、大きさがとても重要です。
モバイルバッテリーに貼り付けられている程度では、小さすぎて発電量が足りません。
数万円する巨大なバッテリーもありますが、100Vなど大きな電圧が出せるということのほかは、容量があまり大きくなく、費用対効果が悪いという状況です。
今から用意するならば、USB PD対応のモバイルバッテリーです。
コンセント→モバイルバッテリー、モバイルバッテリー→機器 とも、短時間で済ませることができます。
見分け方は、USB type Cかどうか。
USB PDは「type C to type C」(両端がtype C)のケーブルが必須です。(Lightningは除く)
type CではないのにUSB PD対応のものはありません。
type CでもUSB PDに対応していないものは多くありますので、注意して選別してください。
いまいちおしのモバイルバッテリーはこれ!
USB PD対応、コンセント、ケーブル付きのモバイルバッテリー。
USBで使える機器を準備しましょう。
・USBで点灯あるいは充電できる照明器具(電球、ランタン)
・USB type Cで充電できるPC
・USBで動く扇風機
・USBから乾電池に充電できる機器
USBで使える機器や、type Cで充電できるPCはこれからも増えると思うので大丈夫でしょう。
しかし、減っていっているものがあります。
ワンセグです。
停電するとテレビを見ることができなくなります。
リビングにあるようなテレビを動かすようなバッテリーは現実的ではありません。
小型のテレビは?
ガラケー全盛時代は、ワンセグを=小型テレビを、みんなが持っていたと思います。
私は東日本震災のときに助かりました。
しかし、いまワンセグ付きのスマホ、ガラケー、タブレットはほとんど出ていません。
災害に備えて、USBで稼働する小型テレビ=ワンセグ付きのガラケーやスマホを残しておきましょう。
放送のラジオが聞けるスマホもあったのですが、ほぼなくなっています。
radikoは通常時はとてもいいですが、震災のような災害が起きると聞けなくなると思われます。
乾電池で動く小型ラジオもあると思います。
電池の確保が重要になります。
エネループなどの充電池を普段から満タンにしておくほか、備蓄しているモバイルバッテリーからエネループへ充電できる機器を用意しておく必要があります。
モバイルバッテリーを買いだめしておくことは解決策の一つです。
停電する期間を考え出すときりがないのです。
しかし、それを考えて手回しを買ったり、あるいは、なにもしないぐらいならば、1つのモバイルバッテリーを購入!気づいたら追加!しましょう。