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東京都下で5人暮らしパパの雑記。

心筋梗塞になりました(4) 狭心症かと思っていたが「非ST上昇型心筋梗塞」と診断

つづきです。

 

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◇入院2日目 CCU(集中治療室)

6時に照明が点灯します。

心電図、血圧、体温の測定がありました。

二度寝してしまっていると、8時に朝食が届きました。

食事は、12時に昼食、18時に夕食と規則正しいです。

 

この日は、レントゲン検査と、エコー検査がありました。

レントゲン技師さんに「もうすぐ一般病棟にあがれますね。」「一般病棟はよく眠れますよ」と言われました。

私は初めての入院でわかっていませんでしたが、そんなものかと思いました。

後日一般病棟に移ると、たしかに一般病棟のほうが静かです。

集中治療室はアラームや行き交う人でなかなか騒々しかったと、あとでわかりました。

 

◆要治療の場所がもう一箇所

血流が阻害されているところがもう一箇所あり、もう1回手術が必要とのことでした。

見つかってよかったです。

この入院中か、退院後再入院かわかりませんでしたが、入院中に再度、となりました。

2回目の手術で入院期間がのびることはないとのことでした。

 

◆立ち上がって看護師さん同行でトイレまでの歩行が許可される

トイレまでの歩行が許可されました。

しかし一人での行動は禁止されました。

トイレはすぐそこにあり距離にして10mもないと思います。

しかし、ナースコールで呼ばなければなりません。

造影剤の排出の促進のため生理食塩水を点滴されており、点滴の機器を転がしながら歩くというのも初体験しました。

検査でトイレより遠いところに行くには車椅子が用意されました。

 

wi-fi完備!!!!

この病院は無料のwi-fi完備でした。

自分はまったく気づかなかったのですが(ベッド上にいるので)、嫁さんがwi-fiがあると言ってきてわかりました。

しかもひとつのSSIDで病院内のどこでも、弱くなることもなく確実につながるwi-fiでした。なかなかよかったです。

テレビはまったく見ませんでした。 見たら1日220円の課金でした。

 

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◇入院3日目

6時に点灯。血圧、体温、体重の測定がありました。

8時に朝食。

 

核医学検査の注射

10時に「核医学検査」の注射を打ちにいきました。

放射性物質を注射してその集まり具合で検査するというものです。

これも初めてです。

注射が注射とは思えないもので「ずいぶんごついですね」と言ったところ、持たせてくれました。

防護のためタングステンでできており見た目より非常に重いものでした。

患者は検査のため少量注射されすぐその場を離れますが、触れることの多い医療従事者を防護するためのものとなります。

 

◆選挙に関する説明

集中治療室に人がやってきて、東京都議会選挙の不在者投票についての説明がありました。

入院中の人は不在者投票ができる、というものでした。

私は1週間で退院と告げられていたのでまったくかからないことはわかっていましたがリストアップされたとのことで説明を受けました。

とてもしっかりしていると驚きました。

また、私は1週間で退院見込みとでていましたが、当然のように7月まで入院が続く人もいるということが強く意識されました。

短期間で退院できることが幸いでした。

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◆一般病棟に移動

入院3日目の11時すぎに一般病棟に移動となりました。

車椅子での移動となりました。

この病院では「一般病棟にあがる」という表現がされており、ゴールに近づくという意味かと思いましたが、どうも集中治療室が2階で、一般病棟が4,5階であるためのようでした。

 

核医学検査の検査

15分ぐらい機械にはさまれての検査がありました。

 

◆一般病棟に移ったので自分でやることが増えた

引き続きトイレまでのみ歩行許可となりました。

看護師さんの同行は不要になりました。

集中治療室でははみがきも看護師さんが用意してくれましたが、洗面所までいくようになりました。

体温を測るにも、集中治療室では寝たままで体温計を差し込んでくれましたが、一般病棟では体温計を手渡されました。

やはり集中治療室は手厚いです。

 

◆患者、家族、医師で面談 診断がついた

医師から説明がありました。

説明は「面談室」という専用の部屋で、モニター画面を見ながらでした。

まったくのペーパーレスです。

面談室は複数ありますが、どこからでも同じデータにアクセスできるようでした。

 

病名は「非ST上昇型心筋梗塞とのことでした。

私は痛みを感じて倒れた、気を失ったわけではありません。

なので、「心筋梗塞」であるという認識はなかったのですが、現在はこれも心筋梗塞となるそうです。

 

血液検査の結果、心筋梗塞が起きたときの特有の物質が発見されたとのことでした。

ゼロのはずのものが存在しているという感度の高いものとのことでした。

画面には赤表示ででていました。

しかし、心臓が壊死したことを示す物質はなく、幸い壊死には至らず、心臓の機能はじきに元通りに戻るだろう、とのことでした。

 

「はやく病院にきてよかったが、もっとはやくてもよかった」とのことでした。

 

ステント手術の様子も動画で撮影されており、手術前に詰まりかけていること、治療した結果、血流が回復したことが映像で見えました。

 

1回目の手術中に「ああー」という声があがったのですが、あれはなんでしたかと聞いたところ、詰まっているところが重要な血管の手前だった、とのことでした。

治療でプラークが破裂して中身がでると重要な血管が詰まる恐れがある。

なので、大腿からカテーテルを差し込んだとのことでした。

カテーテルを心臓までいれるのに5分かかるが、あらかじめ入れてあれば5秒で薬が届く、プラークから流出が起きたのをみてからでは間に合わないので、あらかじめカテーテルを入れた、とのことでした。

 

また詰まっているところが2ヶ所で、2回目の手術は翌日でその説明もありました。

詰まりかけているところから細い血管がでており、それも助けたいが、もしかしたら無理かもしれない、その場合は人工的に心筋梗塞がおき、そこから先は活動が回復しなくなる、全体の活動には影響しないけれども、とのことでした。

2回目の手術では大腿から入れることは予定していないとのことでした。

 

心筋梗塞に至った原因について

原因は「わからない」とのことでした。

血圧は高いが原因になるほど高くはなく、むしろ結果、詰まりかけているから高かった可能性がある。

コレステロールは正常値。

飲酒、喫煙なしで、「これだ」という原因は見当たらない、ということになりました。

 

◆保険会社に電話

生命保険会社に電話して診断書のための書類を取り寄せました。

 

この日は消灯時間(21時)前から寝てしまっていました。

なるほど、レントゲン技師さんがいっていたように静かです。

23時に気づいて、スマホをいじって、1時に寝ました。

 

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つづく

 

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